2004年02月25日

ペット夜間病院6月開設 深夜診療急増で 仙台

 空前のペットブームで、夜間に動物病院へ診療を受けにやって来る犬や猫などが急増し、獣医たちが疲労こんぱいしている。一人暮らしのマンションで日中“留守番”をするペットの増加など、飼い主のライフスタイルの変化も背景にある。仙台市獣医師会(阿部克巳会長)は「このままでは獣医の方がまいってしまう」と、ペット夜間救急病院の開設に向けて動きだした。

 青葉区で動物病院を経営する男性獣医(50)は近年、深夜の急診で起こされることが増えた。電話をかけてくるのは多くが、一人暮らしの部屋でペットを飼っている若い世代。夜に帰宅し、ペットの異常に気づく。飲食店勤めの飼い主も目立ち、多くは未明にやって来る。

 家族同様の感情移入でかわいがられる「コンパニオン・アニマル」が増え、ペットの医療事故をめぐる訴訟も目立ってきた。「動物だからといって『あした受診に来てください』とは言えなくなった」と獣医は打ち明ける。
 早朝には高齢者から電話が入る。「朝の散歩中、通りすがりの犬にかまれた」「交通事故に遭った」。わが子のようにペットを抱き抱え、病院に駆け込んでくる。

 「市内の動物病院の多くは院長1人で診療をこなしており、夜の負担が生活に重くのしかかっている」という。
 疲れた獣医たちの切実な訴えに、仙台市獣医師会が動いた。6月開業を目指し、仙台夜間救急動物病院(仮称)の開設準備を進めている。もちろん飼い主の夜間診療ニーズに応えるのが第一の狙いだ。

 病院は市中心部のビルに開設。毎日午後9時から午前5時まで専従の獣医2人が診察に当たり、動物看護師も常駐する。開設当初は市内の獣医1人が回り番で勤務し、3人体制で診療を始める予定だ。「初期救急」を担い、入院加療は原則行わない。

 ペットの夜間診療施設は大阪府や神奈川県などにあるが、有志による運営が多く、全市的な取り組みは全国でも初めてという。
 市獣医師会の担当者は「夜間病院の開設によって夜の負担は軽減される。かかりつけの獣医との連絡を密にして、飼い主が安心できる医療環境をつくっていきたい」と話している。
(河北新報)
posted by ユタカ at 17:32| 石川 ????| Comment(1) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
栃木県在住の動物大好き☆です。
記事を拝見して夜間に困るのは飼い主だけではなく獣医師も一緒なんだと知り、動物飼いの私は反省の気持ちと感謝の気持ちが溢れました。

私も飼い猫が泌尿器系の病気で夜間に病院にお世話になったりしますが、栃木県内には夜間診療所がなく正直、留守電対応の場合諦めが先にたってしまっている状況です。
実際、留守電に録音して病院から連絡が来ないという経験もしていますし・・。

あるところの夜間診療所の状況がグラフで詳しく載っているのを見ても、やはり救急で来診される飼い主さんは夜9時〜2時に集中しているし、要注意な症状で来られる方が大多数でした。
夜間対応されている動物病院の先生の疲労など考えると、本当に各県最低でも1ヶ所は夜間専門の動物病院を・・と思ってしまいます。

1飼い主の身勝手な希望としてはこの記事の仙台獣医師の方々の様に全国で頑張っていらっしゃる獣医師さんが各県ごとに団結されて、夜間診療所を作って下さったら・・と切に願うばかりです。

栃木県にも夜間診療所が出来てくれたらなぁ・・

長文失礼致しました。
Posted by 動物大好き☆ at 2005年08月13日 02:04
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